視覚過敏は眩しいばっかりじゃない。
視覚過敏はアスペルガーの方に限ったことではなく、ADHDにも見られます。
こちらに一紫が「分かるぅ〜」となった記事が。
一紫は多人数と歩いていても、意識を飛ばしつつついて歩くことができます。
しんどいと作為的に乖離状態になれるので倒れるとかはないです。そのかわり意識飛んでますから話聞けませんけど。
乖離状態になるのは10年以上前、うつ病で入院した時に病院に指摘されました。
「つらいことが起こると乖離状態になり、自己防衛する」とのことで、これが悪いと思う必要はないそうです。ただ自分を守っているだけなので、これを否定すると「じゃあどうやって身を守るの?」となるわけですね。
視覚過敏もまた人それぞれですが、よく聞くのが「ADHDだから感覚過敏はない」という意見。発達障害で注意しなければならないのは、発達障害の境界線は結構漠然としているということ。
病気のように「⚪︎×ウイルスが検出された!⚪︎×病だ!」というような、ハッキリとしたものがないのです。
発達障害の枠組みの中でアスペルガーが強い、けどLDも混ざってるとか、
ADHDだけどLDも混ざってるとか、結構ざっくりしてます。アスペルガーとADHDが混ざってることもありますよね。
感覚過敏はアスペルガーによく見られると言いますが、「決まり」ではありません。実際エイメン博士もADHDにも感覚過敏があるとおっしゃてますし、
AD(H)Dのタイプについて~ダニエル・エイメン編~ | ADHDの休憩所 - 楽天ブログ
「自分はこれがつらいけれど、ADHDだからきっと気のせいだ」
と思うのはつらいんじゃーないかな、と思うのです。シンドイのなら対策を取っていいじゃないか。
怖いのはそんな「決めつけ」です。自分が何が得意で何が苦手なのか。
各々の障害にとらわれずに自分を理解することが、生きやすい人生へとつながるのではないでしょうか。
「わかっているのにできない」脳〈2〉エイメン博士が教えてくれるタイプ別ADD対処法
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こちらの本はアメリカのダニエル・エイメン博士が長い間ADHDを研究し、それを分かりやすくまとめた本です。症例や患者の状態、生活に及ぼす影響を患者の体験を紹介することでADHDの抱える現実的な問題と解決方法を紹介しています。
また、この本では脳画像を元にADHDを6つのタイプに分類し、ADHDが「性格や育ち方の問題ではない」ことを明確にしています。
この本はちょっと昔の本になりますが、今でもADHD当事者にとって貴重な資料となっています。ぜひオススメしたい一冊です。
一紫は火の輪型です。感覚過敏にも納得でしたね。