発達障害公開講座in別府、終了しました!
本日別府市で「知ってほしい、学んでほしい、一緒に考えてほしい。発達障害公開講座」が行われ、56名もの参加者様に恵まれました。
参加してくださった皆様、本当にお暑い中ありがとうございました!
最初に江藤さんがお話しして、次に一紫がお話しさせていただいたのですが、途中フラッシュバックを起こして号泣するというハプニングが発生しました。お見苦しいところをお見せして申し訳ございませんでした。
過去の話をするというのは結構シンドくて、佐伯の時もフラッシュバックを起こしそうになったのですがなんとか堪えることができました。でも今回はちょっと無理でしたね〜…。
なんとか持ち直して話を再開。
江藤さんと話を交えながらも進行しました。
今回の公開講座は「円卓会議」が行われずにちょっとシドロモドロになってしまいました。
円卓会議とは一紫の頭の中で開催される会議のことで、一紫の頭の中で色んな人が色んな意見を出してくれます。
それこそ女性や幼女、男性や老人などいるんですけど、そういった頭の中の人々が一つの議題にたいして色んな意見を出して、まとめてくれるんですね。
いつ、どのタイミングで円卓会議が開催されるか一紫にもコントロールがむずかしく、前回の佐伯での公開講座では円卓会議が行われたのでスムーズにお話ができたのですが、今回はそれがないぶん難しかったですね。課題として今後も練習あるのみです。円卓会議を自由自在に開催できれば鬼に金棒なんですが…。
江藤さんと話ながら進行。
最後に質疑応答が行われました。
発達障害とはっきり診断を受けた方がいいか、また、そのメリットデメリットは何かなど、お応えさせていただきました。
発達障害は十人十色、各人でその特性は違います。
しかし、ADHD など特性の名前をいただけることで、自分の取扱説明書を作りやすくなります。
一紫個人としては、発達障害ではないか?とご自分で考えるのであるならば、病院で診断を受けられた方が良いと思います。
一紫も発達障害だと自覚してからとても生きやすくなりました。自分が苦手なこと、出来ることが自覚できるようになりましたから。
しかし、難しいのは発達障害である自分に嫌悪感を抱いてしまう時です。
もちろん一紫にもそんな時期はありましたが、いつかはすべてを受け止めなければならない瞬間がおとずれます。
受け止めてから全てが始まるんですよね。
講演会をしたり、ラジオ出演したり、
新聞の取材をうけたり。
一紫は一見とても明るく発達障害を受け入れて、発達障害を苦にしていないように見られるかもしれません。
しかし、一紫にもそれなりにドス黒い感情が存在します。
普通に生まれてさえいれば、大人になってまでフラッシュバックを起こすような学生生活を送らずに済んだでしょうし、もしかしたら結婚とかしていたかもしれない。
行きたいと思っていた高校にも進めたかもしれない。でも、現実はそうはならなかった。
一紫はもう過ぎ去ったことですが、いま学生生活を送っているこどもたちには同じような思いはして欲しくありません。
もっと自分に優しくあって、のびのびと自由に、自尊感情を傷つけられることなく、自分らしく生きてほしいなと思います。
次回は9月17日、中津市で公開講座が開かれます。また詳しいことは後日お知らせしますので、中津市近隣の皆様方、どうぞ気軽にご参加なさってください!お待ちしております!