笑顔は大事という話。
今でこそニコニコ笑う一紫ですが、(先日の当事者会でも言われた)それは以前の職場で培われたものでした。
接客業でニコニコ笑顔は大切なのに、にこりともできない一紫。苦情も大変多かったです。
しかし、ある日テレビで「にこりと笑顔を作ると、自然と心も笑顔になる」と聞いて、一紫は形だけでも笑うことにしました。
学習障害やADHDがあるのにスーパーで働くという自殺行為をしていた一紫、かなりつらい毎日でしたが、笑顔を作ることで転機が。
お客さんから笑い返されたり、話しかけてもらったり、良いことがたくさんあったのです。
それ以来、笑顔はできる限り絶やさず、そしてそれは自然なものになり、心の中も変わってきたように思います。
で、話変わりますけど「感動ポルノ」と揶揄され始めている某24時間テレビはみなさんご覧になりましたか?一紫は見てません。24時間見るならバリバラ見た方が万倍為になる。
障害者は特別な存在だと思われがちだといつも思っていますが、決してそうではないです。
事故で頭を強打して発達障害みたいな症状がでた方もいますし、足がなくなる方もいます。
誰だって障害を負う可能性がある。
なのに障害を負ったとたん、なんで定型(健常者)に感動を与えてあげなきゃならないんでしょ。
障害者も人間であるということを忘れてないか?
そもそも、感動の押し売りをさせる時点でまともに人扱いはしていないと思う。一紫がやれと言われたら怒るよ。
バリバラで言ってた「社会が障害になっている」って言葉。その通りだと思いました。
発達障害当事者会に参加してきました!二回目!
本日は病院の診察日。只今待ち時間中です。
先週の日曜日は発達障害当事者会で、久しぶりに参加してまいりました!以前と壁の色が違ったような…?目が痛くなくて助かりました。
当事者同士の会話は今回も楽しく、「あるある〜」が沢山ありました(笑)w以前よりも落ち着いて会話ができましたので、一紫含め、みんなが会に慣れてきた感じでした。
印象に残ったのは「障害と思わないでほしい」という意見。障害という言い方に抵抗のある方が意外と多かったです。一紫は別に気にならないタイプですから、その人数にちょっと意外でした。
しかし、「障害」と言われることで自分を客観的に見ることができたという意見もあったり。一紫はこのタイプかな。
と言うか、正直定型さんの社会で生きてきて、子供の頃から「自分は周りとなにかが違う」ことに気付いていました。
人生詰んでるな、と、言葉にはしなくてもハッキリどこかで自覚していました。
普通には生きられないな、と、早めに死なねーかなくらいは小学生の頃には思っていましたが、今は発達障害である自分には価値があると、逆に感じるようになったのです。
同じように辛い思いをしている人がいる。その人に声をかける事が出来るんじゃないか、
そのひとの役にたてるのではないか、とまあこんな緩い発達障害漫画ブログをしている訳です。
今が人生のピークかもしれない(笑)。
しかし、今回も当事者の親御さんが深く悩んでらっしゃって、何と声をかけていいのか…。毎回ションボリしちゃう。
質問に答える形で応答出来ましたけど、自分は当事者の感覚はわかりますけど、周りの定型さんの気持ちや感覚は理解できてないのかもしれませんね。
自分ばかりが主張するんじゃなくて、もっと周りの声も聞かなきゃなーと感じました。
アル・パカ男のADHD学習Vol.006 迷子のたぬき、ぽんぽこ。
一紫の住む山(設定)に迷子の子ダヌキがやって来ました。
交番には届けましたので、しばらく一緒に暮らすことになりました。
ぽんぽこという名の男の子、極度の方向音痴でお母さんとはぐれてしまいました。
お迎えはいつ来るのでしょうか…。
パカ男漫画に新キャラできました。その名は「ぽんぽこ」。
お盆休み最終日です!連休中はゆっくりできましたか〜?
一紫はお墓まいりしたり、映画観に行ったり食事に出かけたりエンジョイできました。
漫画は描いたら描いただけ発表しちゃいましたからストックはできませんでしたが、
新キャラできました(唐突に)。
以前描いたタヌキさんが思った以上に気に入ってしまいましたので、新たにキャラクターにしちゃおうという訳で。
タヌキの「ぽんぽこ」さんです。(相変わらずネーミングセンスはない)
まだ漫画には描いてないですが、そのうち登場させたいと思います。よろしくお願いします。
多分大人しくてビビりな子になります。
アル・パカ男のADHD学習Vol.005〜ADHDの生きにくさを、シルバー人材センターに助けてもらうという手はどうだろう。
最低限の家事はできる一紫ですが、それでも将来の不安になるのが「お片付け」です。
生来作業記憶が弱く、段取りが苦手なADHD。
生まれつき苦手と言っても過言ではないのが、お片付けではないでしょうか。
今は母上が手助けしてくれますけれど、職場の事務所でも整理整頓が苦手ですから、母上がいなくなった後のことを考えると憂鬱になってしまいます。
そんな時、テレビで見たのが「シルバー人材センター」。
シルバー人材センターとは、サイトによると「高年齢者が働くことを通じて生きがいを得るとともに、地域社会の活性化に貢献する組織です。」ということで、定年などで退職した方が、今までの経験を生かして様々なお仕事の依頼を受けるという団体になります。
もちろんお掃除もお願いできるそうで、一紫のような困り事を抱える人にはとても助かるシステムの一つになるのでは…?と思ったのですね。
熟年の主婦の会員の方はお掃除も得意でしょうし、どうしようもない時は将来お願いするかもしれません。
システムとしては「時間制」だそうで、ちょっとした掃除ならお願いできる金額で収まりそうです。
くわしくはこちらにわかりやすい記事がございますのでご紹介しますね。
プロよりお得!? シルバー人材センターの「家事代行サービス」を利用してみた | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト
お掃除できてもお片付けは苦手…。発達障害当事者の悩みは尽きませんが、探せば便利なサービスがあるものです。
いろいろな情報を共有して、生活を円滑なものにしたいですね。
発達障害当事者家族の苦悩は、周囲が思っている以上に重く、ツライ。
以前、発達障害の集まりに参加した時、
当事者家族の方と少しだけお話しをしました。
その方は息子さんが発達障害かもしれないと、とても深く悩んでらっしゃいました。
一紫の母上は、少なくとも表面上では思い悩んでいるような素振りはなく、
「まぁいいんじゃない?」というような、とても軽い印象を受けます。
親がそんななので、当事者家族がこんなに悩んでいるとは思いもよらず、なんと声をかけたら良いのか、当事者なのに何のアドバイスもできず、なんだか無力感だけが尾を引きました。
一紫はアスペルガー混在型な為か共感能力に乏しく、寄り添って話を聞いてあげるとかが苦手なせいもあるのですが、
だからと言って悲しそうな人や困っている人を見ても何とも思わない訳ではありませんから、あの人のことは今でも思い出しては「その後、どうなったのかな」と考えてしまうのです。
共感能力と言うのは「人が人らしくある」能力でもあると思います。
元来人間というのは社会性の動物ですから、人の気持ちがわかる、人と同じ感情を共有できる能力は、必要不可欠なはずなんですよね。
ですが、私たち発達障害者はそれが苦手な人が多い。
定型さんから見て孤独そうでも、本人はそう感じていなかったりする。
人との共感能力に欠けているから、つい自分勝手な行動を取ってしまったりしちゃう。
発達障害 うちの子、人づきあい だいじょーぶ!? (こころライブラリー)
- 作者: かなしろにゃんこ。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
こちらの本でそんな話も出ていましたが、ちょっと一紫にはトラウマーな話と被ったりしてあんまり読めてない…。
幸せそうなカップルの話もあって、なんか勇気の出る一冊。
Twitterでもこんな書き込みが。
思うに孤立型の社会性を育てるのにはツイッターみたいなチャットって丁度いいんじゃないかと思ったりします。カナ―型自閉症も。話すのが苦手でも書くのは得意って人は多そうですし、ディスクレシアでもタイピングはできたりするわ。
— 発達障害者の背中を支える妹bot (@isam3lbot) 2016年8月13日
リアルのコミュニケーションは情報量が多すぎて難しいのよ。
そうそう、Twitterみたいに気軽なのがいいんですよね…。深い人間関係とか苦手で、たくさんの人と同時に築くのは無理に近い。
しかしこの妹botさんは情報をくれると同時に優しく慰めてくれるから大好きです。
ADHD当事者の覚醒(過集中)時と虚脱時はまるで別人のようです。夜行性で普段おとなしいイメージの動物が夜になると豹変するのに似ています。覚醒時は躁状態のようになり次から次にアイデアが浮かび、衝動的に行動し、活動過多になります。反面虚脱が来るとある種鬱状態のようになってしまうのです
— 発達障害者の背中を支える妹bot (@isam3lbot) 2016年8月13日
発達障害者特有の認知特性のひとつとして、カクテルパーティー効果が薄い、あるいは機能しないというのがあるわ。カクテルパーティー効果っていうのはノイズまみれの情報の中から必要な情報を取り出す能力ね。発達障害者はこれが弱いから些細なノイズに反応したり必要な情報が抽出できなくなっちゃうの
— 発達障害者の背中を支える妹bot (@isam3lbot) 2016年8月13日
ADHDは待つのが苦手というのは有名ですが、中でも「いつ終わるのか分からない状況で待たされる」、これほどの苦痛はありません。#発達障害 #ADHD
— 発達障害者の背中を支える妹bot (@isam3lbot) 2016年8月13日
こういうね。Twitterしてる方は是非フォローしてみてください!
さてと、明日は親の実家に里帰りです。海がきれいなところなんですよ。久々に会う叔父夫婦、たのしみです。
本日、作業員最終日予定!雑記なう。
作業員生活が続きましたが、明日からお盆休みです!やっと体を休められる…。
今日なんてスクラップの仕分けしてましたよ半日ですけど。
アルミとか銅とかステンレスとか分別しないと、業者さんは高く買い取ってくれませんからね…。
ちょっと体を休めたら漫画の描きだめでもしましょうかね。
連休明けは事務員に戻れてるのかしらね、一紫さん。