発達障害者に対する誹謗中傷について
とあるフォロワーさんの質問箱にこんな投書が寄せられました。(許可いただいてます)
自分が匿名なのを良いことに、実に好き勝手に言ってくれてるなーと一紫は思います。
発達障害者だからと言って自分の人生を諦めさせる権利は誰にもないし、結婚する、子供を産む大変さは定型発達の方だって同じことでしょう。
そりゃあ発達障害があると苦労も増えるとは感じますが、それでも他人に言われる筋合いのない話です。幸せになる権利は誰にでも許された当然の権利なのです。
発達障害があると社会に迷惑をかけるとし、一生引きこもっていろといいますが、じゃあその間の生活費は誰が見てくれるのかと。
生活保護を受けることになるのなら、結局言った貴方からもお金をいただくことになるんですがそれで良いのでしょうか。
発達障害者も自立して生活する。社会の一員として輪に加わる。そんな社会こそ理想的な社会だと思うのです。
社会は多様性です。車椅子の人もいれば寝たきりの人もいる。発達障害の人もいる。
そしていつ、じぶんがその立場になるか分からない。それが人生です。
自分より劣った存在だと決めつけず、その人の立場になり何ができるか、障害者は自分が何を発信できるかをお互いに考えてこそ共生の輪が広がります。
お互いがお互いの立場になって考える。
当たり前だけど難しいことを為し得てこその共生です。