LOMO LC-A+の古いフィルムを発見しました。
数台のフィルムカメラ(と言ってもトイカメラが主)を所有しているので、フィルムには
・何のカメラに使用したか
・装填日
・撮影終了日
を書くようにしています。
しかし、まだフィルムカメラを使い始めの頃はそういった癖をつけておりませんでしたので、後で「いつ使ったやつだろう」と分からなくなることもしばしばありました。
先日、昔使っていたカメラバックからそんな「謎の使用済みフィルム」が発見され、ポパイカメラさんに同時プリントとCD書き込みをお願いいたしました。
出来上がったフィルムを見てみると、全く撮った記憶がなく「これは自分が撮ったやつじゃない気がする・・・。」としばらく悩みましたが、
これは庭にある花だよな・・・と気付き、
これは近所の小学校だし
これは近所のおうちに植えられてるやつだし、
近所の猫やんけ。というところでやっとこさ思い出しました。
「コレ10年近く前に撮ったやつだわ!」
すんごい驚きました!冷蔵庫に入っていた訳でもなく、長期間放置されたせいですごく荒くなってますけどフィルムはネガのAGFAです。当然X−proでもなく、いたって普通に現像してもらったのですがなんともレトロで味わい深い仕上がりに。ピントも合ってるし、ちゃんと撮れてるじゃないかと嬉しくなりました。
フィルムはタイムカプセルになる、と言われますが、今回のは危うく忘却の記憶になるところでした。タイムカプセルを楽しむのもほどほどに、撮ったフィルムは早めのプリントをお勧めします(笑)。