三葉虫が思いの外キモい。
気になることを調べて書いてみよう!ってなことで、今回は「三葉虫が思いの外キモい」件についてご紹介したいと思います。
まず、三葉虫とはなんぞや?という方のための簡単にご説明いたしますと、
三葉虫(さんようちゅう)は、大昔、カンブリア紀(約5億4200万年前〜約4億8830万年前)に出現し、ペルム紀(約2億9,900万年前〜約2億5,100万年前)に絶滅した節足動物のことです。
ガッチガチのビジュアルはなんだか昆虫を彷彿とさせますが、案の定昆虫やカニ、イカと同じく無脊椎動物です。
一紫も三葉虫の化石、持ってますよ。
一紫のは小学生の頃地元のデパート(トキハ)で行われた大恐竜展で親にせがんで買ってもらった標本です。
おそらく販売していたのは「東京サイエンス」さんだったのではないでしょうか。まったくの勘ですけど。
こちらは子供向けが主なのか、安価な化石を多く扱ってくださっていて気軽に購入することができます。
安価といっても状態が悪いなんてことはなく、こちらの即売会で購入した魚の化石は今もお気に入りです。
さて、本題ですが「キモい三葉虫」ってなんぞやというお話です。
これは見ていただければ分かります。
わぁ・・・
わぁぁ・・・
頭にフォーク装備って何を倒しに行くの?なにこれポセイドンかな?
わぁぁ・・・
どアップにする心意気
しかしこんなチョコチョコした感じの可愛い子もいます。
これらの貴重な化石は化石各種・三葉虫・恐竜・アンモライト等の販売【マスターフォッシル】さんにて販売されております。
価格はそれなりにしますが、それに見合ったすばらしいクオリティの化石が揃っています。一紫も大金持ちだったら買っちゃうよ!
三葉虫は当時、世界中の海に生息していました。
三葉虫のいた時代から現代まで生き残っているものでイチョウやソテツ、シダの仲間がいます。イチョウなどの凄さがなんだか分かる気がします。
三葉虫の時代は恐竜よりも昔ですからね。
世界中の海で栄華を誇った三葉虫ですが、ペルム紀末、地球上の生命すべてに影響を及ぼした大規模な火山活動による大災害が起こり、実に90〜95パーセントもの生命がこの時に絶滅したとされています。
これは現代に至るまでの間、数度も起こった大量絶滅のなかでも最大規模と言われ、三葉虫もこの時、地球の歴史の中に哀れにも埋もれることとなりました。
キモいキモいと散々言っておいてなんですが、彼らは遠い遠い地球の歴史の中、その小さな体で世界のいたるところで生活していました。
頭にフォークを突き刺した神のいたずらのような謎デザインの三葉虫はモロッコで発掘されたもので、2016年2月現在、販売中となっています。
化石のそのひとつひとつが過去に生きた命の証明。
決して巡り会うはずのない命に、化石となった形ではありますが触れ合うことができる。
なんとも神秘的なことのように感じます。
どこかで化石を目にする機会がありましたら、ぜひそんなことを思いつつ、眺めてみてはいかがでしょうか。