見えない障害バッジ、が届きました。〜見えない障害をあえて晒して歩く際の注意点
先日注文していた「見えない障害バッジ」が届きました!
「見えない障害バッジ」とは、ツイッターから始まった「目に見えない障害だって大変なんだぞ。」と広く社会に知ってもらおうという、ある種の啓発活動です。
難病や発達障害や内部疾患など、目には見えない障害を負っている人、そんな障害があることを世に知らせたい人が着けるもので、当事者用とそうでない人用の二種類あります。
一紫は当然当事者用をゲット。
バッジについてはこちらに詳しい情報があり、購入もできます。
一紫はバッグに「見えない障害があります」と手作りのカードをぶら下げてます。
一紫の場合は1人で困ってるだけで、人前でパニック発作を起こしちゃうとか(子供の頃はあったけど)ないし、倒れるとかもないのですが、これも啓発活動ですね。
世の中の多くの人が発達障害者をよく知らない、見たことがないでしょうから、あえて着けてウロつくことで「あー、この人見かけじゃ分からないけど障害があるのか。へー、発達障害?」と、まずは発見してもらいたいな、と思いまして。
知り合いなんかは「今更どうしたw」な反応ですがね(笑)
自分たちの困りごとは定型さんには伝わりにくいです。
だからまずは存在を知ってもらうところから、次の世代の発達障害者のサポートみたいなことができたらなーと考えています。
こういう啓発活動をするにあたり、併せて自分の行動も見られていることを自覚することも必要かな、と思います。
障害のせいで困ることが多いですが、自分が助けてもらうばかりじゃなくて、誰か困っている人に手を差し伸べるようにしたいです。
社会が変わるのを望む前に、まず自分から行動を。
小さな、些細な手助けでも、バッジをつけて行動をすれば良い印象を受けてもらえるかもしれません。
良い印象を受けてもらえれば、自分たちへの理解も早まるかもしれない。
良いことを望むなら、まず自分から良いことを。
ポイ捨てされてるゴミをゴミ箱に捨てるとか、そんなことでもいいんじゃーないかな。
今日ツイッターで見かけたこちら、その通りだなーと思いました。
発達障害の工夫を発信していると「それは、フツウの人も同じだよね?」という反論がある。それは、松葉杖の人に「エスカレータの方が楽ですよ」に対して「フツウの人も楽だよね」というのに似てる。その工夫の有無によって「どれだけの落差」があるか否か、を考慮に入れてないのだ。#発達障害
— あすぺさんbot@でこぼこ研究会 (@asupe_san) 2016年9月6日
たまに面白いつぶやきをご紹介したいと思います。
発達障害のある子の社会性とコミュニケーションの支援 (ハンディシリーズ―発達障害支援・特別支援教育ナビ)
- 作者: 藤野博,柘植雅義
- 出版社/メーカー: 金子書房
- 発売日: 2016/08/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る