サングラス難民一紫、アーレンシンドロームの本を買う。
一紫がリラックスできるのは陽が暮れて、薄暗い部屋にいる時です。怪しい感じに聞こえますが、事実だから仕方ない。
視覚過敏はどーにかならんのか?と、この度アーレンシンドロームの専門書を購入してみました。
こちら。
視覚過敏者向けに編集してらっしゃるのでしょうか?割と読みやすい印象を受けました。横読みなのも良いですね。自分縦読み苦手なんで助かります。
アーレンシンドローム患者の文字の見え方からサポートについて、文字だけではなく、普段の生活における困難や危険性についても書かれています。
蛍光灯が苦手って自分だけじゃなかったんだね…。目が痛くて疲れちゃう。正直スマホもツライ。明るさ抑えてるのに…。
この本で視知覚の障害を持つことをSSSと略すことを知りましたが、このSSSの影響というものが自分が普段の生活で怖い、困った、と感じることに重なっていて、やはり自分は視知覚に問題があるのだなーと確信しました。今更だが。
「問題の拡張」の章に、「学力、スポーツにおける動き、車の運転、……」と続きますが、まさに人生のすべてに影響を受けているということがここに明記されています。事故の危険は自分も感じているところです。
赤茶色が良い!と信じて疑わなかった一紫ですが、この巻末のオマケではグリーンが最も見えやすかったです。自分でも何が一番合ってるのか、分からなくなってしましいました。
どのカラーフィルターが合っているのか、自分で判断せずに専門家に頼れ、と書いておりますが、日本でアーレンシンドロームを検査できるのは筑波大学ただ一箇所。そして日本でアーレンレンズを処方できるのは熊谷博士ただ一人です。いやぁ…難易度が高すぎる。
お店でサンプルを試しつつ、自己流で行くしかないのが一紫の現状です。
視覚過敏に苦しむ人は多いと思います。どうか専門家の方が増えてくださいますように、と祈るばかりです。