ADHDは仕事中毒になりやすい?
いえ、もちろん普通にお仕事もしています。仕事の合間にこういった面白いお願い事もされるのですね。鯉の世話を頼まれたけど取引先に行かなければならないことがありましたが、時間指定があるからと断るとすっごい悔しそうな顔されました。
「違うやつが行けばいいんやねーんか(大分弁)?」
と言われましても、いや、代わりがいないから自分行くんやで、と説得をする一紫。社長の頭の中にある自分のポジションがよく分かりません。
ところで唐突ではありますが、ADHDは仕事中毒に陥りやすい、というお話、ご存知でしょうか。一紫もあまり大きな声では言えませんが、かなり休みは少ない方です。今月から日曜日が全部お休みになって何をすればいいのか分からずオドオドしてます。昨日の日曜日は昼まで出勤しましたがね。来週は休むけど再来週は仕事出ようと思いますがね。(勝手に)
自分でも気をつけなければな、とは思うのですが、仕事への過集中や「疲れを自覚しにくい」性質のために、ついつい仕事から綺麗さっぱり離れる日を作ることを恐れてしまいます。一紫はあまりない休みの日にも会社に(遊びに)行って、気がつけばまるひと月会社にいた、ということもあります。
休みをもらうのはかえって行動を制限されるような感覚さえあり、なんとも居心地が悪いです。しかし労基がーとか色々問題がありますからね、会社も休ませるしかないわけです。いくら「止まったら死ぬ」かもしれない状態のADHDであっても、疲労というのは体に確実に蓄積されるのですから。
仕事というのは動けば動くほど報酬があります。
・努力を認められる
・結果がでる
・お給料として形になる
生来ハンター気質のADHDが夢中になるには十分です。仕事において、結果という獲物を追い求めるあまり、過剰な努力をしたり、休みを必要としないようになったり、自ら過労状態に突き進んでいくのです。
もっとも悲惨なものは「自分に向いていない仕事で仕事中毒になる」という状態で、精神的にも肉体的にも追い込まれているのにまだ過剰に働いてしまう。たまる一方のストレスは、うつ病などの原因ともなり得ます。
以前勤めていた仕事はスーパーだったのですが、学習障害とADHDという障害を抱えているとは知らない一紫、レジでお金が合わなかったりと失敗続きでした。疲労も半端ないやらでかなり追い詰められていましたが、それでも過剰に働いてしまう。
休みを必要としないと言う一紫が言うのも全く説得力がないのですが、精神的にも肉体的にも疲労というものは必ずたまります。
お仕事ですから時に過剰に集中して仕事をしなければならないことは当然ありますが、自らの意思で休みを長期間取らず、過剰に仕事を続けるというのは自分の身を滅ぼすことにもつながりかねません。
くれぐれも自分の代わりはいない、病気になっても誰も代わってくれないことを肝に銘じておきましょう。
お仕事に夢中になるのは良いことですが、適度に、という意識を失わないようにしましょうね。