エイドリアン・レイン著、「暴力の解剖学〜神経犯罪学への招待〜」が面白そう(まだ読んでない)
今回もぶっ飛んでて面白かった・・・。この本についても後日詳しくご紹介します。
で、もう一冊の方はこちら。
食人を続けていた一族の本というものもありまして、そちらも大変気になりますがね、まずはこちらからです。
ヘンリー・リ・ルーカスなど、有名なシリアルキラーの起こした事件などを取り上げ、神経科学などを駆使して科学的に解剖した一冊。殺人博物館に日参していた一紫には買わないという選択肢のない、パラパラとしか読んでないけどバイブルになりそうな予感を感じさせる本です。
リンクは貼ってますが殺人博物館様へ飛んだり読んだりするのは自己責任でお願いしますね。殺人画像やエグい表現が苦手な方はこのサイト、無理だと思われます。
シリアルキラーの殺人の手法は凡人には到底できないような、残虐でおぞましいものが多いです。「殺すまで」から「殺し方」、遺体の「片付け方」、ほとんどの人類は真似ができないと思うのです。
人間というのは社会性の生き物。他人に対する共感能力が備わっているので、困っている人がいたら当然のようになんだかこちらも困ったような気分になる。こんな思いをしているであろう相手を、なんとかしてあげようと思う。
災害や事故現場で、自らの危険を顧みずに誰かを救おうとする人は多いですが、これは「同族を救う」という本能が、人の脳に刻み込まれているからだとする説もあるそうです。
さて、ではシリアルキラー。生まれながらに脳に問題を抱えていたり、両親が何かしらの薬物、もしくはアルコールを過剰に摂取している、幼少期からの精神的・肉体的虐待など、「異常」になるきっかけは、早ければ母体の中にいる時からすでに始まっているようです。
脳というものはなんとも繊細で、神秘的で、恐ろしいものだと興味がつきません。
この本は殺人犯の脳画像も掲載されているので本当に興味深いです。時間を作って一気に読み上げたい本ですね。